みなさんこんにちは。
みなさんは新しい着物をご購入されるときにはどの部分に注目されますか。

もちろんサイズには気を付けると思いますが、模様や染め方、織り方などにも注目されるのではないでしょうか。
特に色合いや模様に注目される方が多くいらっしゃると思います。

そのなかで、今回は色合いや模様を直接取り上げるのではなく、それらを下から支えている「染め」についてご紹介してまいります。
「染め」について知ることで、さらに着物を着る楽しみは広がりますよ。

□染めとは

そもそも「染め」が着物を構成する要素の中のどの部分であるかはご存知でしょうか。
そもそも着物は、染めの着物と織りの着物の2種類があります。
染めの着物は、織り上げられた白生地を後から染める着物を指します。

一方で織りの着物は先に染め上げられた糸を織り上げて作られる着物を指します。
先に染めるか、織り上げた後に染めるのかという違いですね。

染めの着物は一般的に織りの着物よりも格が高いとされ、冠婚葬祭やお茶席など幅広くお召しになれます。

□染めの種類

それでは次に染めの代表的な種類をご紹介します。

・友禅…友禅染めと聞けば誰でも一度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか。それほど有名な染め方です。
友禅染めは模様を筆で彩色していき、印毛で引き締めるという非常に難しい技術を用いて作られます。長年修行を重ねた職人でなければ、その優雅な風合いは生み出すことはできないとされます。
特に京都の友禅は質が高いとされており、とても人気です。

・辻が花…辻が花染めは幻の染めと言われています。染めの上に刺繍や箔などを交える豪華な技法が特徴的です。

・江戸小紋…小さい模様でたくさん彩られることが特徴的です。着物には良く映える染め方といえるでしょう。正装や礼装では用いることはできません。

・絞り…絞り染めはその種類の豊富さが売りです。絞り方や絞るときに用いる道具などで様々な模様を表現でき、代表的な模様としては「鹿の子絞り」や「一目絞り」などがあります。

・草木染め…こちらは名前の通り草木を用いた天然色物染料による染めになります。

□おわりに

以上が「染め」の紹介になります。
着物は先に染めるか織った後に染めるかで「染め」の着物と「織り」の着物に分けられるという部分が最初の入り口になります。
今回はその「染め」の着物にフォーカスして、なかでも染めの種類と特徴についてご説明してまいりました。

染め方の技法は、染めの種類ごとにさらに細かく分かれています。
今回染めに興味をお持ちいただければ、是非これを機にもっと深く調べてみてください。

多千花きもの着付け教室は、神楽坂にある初心者専門きもの着付け教室です。

神楽坂駅、江戸川橋駅、牛込神楽坂駅をご利用になれます。