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30年前の実家着物を違和感なく着るには?2024.09.21
こんにちは。暑さ湿気にやられながら、神楽坂の坂を歩いております。。さて、今日はお母様のお着物を着たい、ご実家にある着物を着たい、という方のヒントを2つの実例でご紹介します
1)H様からのご相談は「お母様の着物を着たいがこのまま着られるか心配」
30年、20年前の着物あるあるですが、裏地のある袷の着物は、写真のように表の着物の色にかかわらず、赤い裏地が使われていることが多いのです。
もちろんこのままでも着られますが、赤い裏地があるために、帯の合わせ方が難しくなったり、色数が多くなることで統一感がなくなったりするんですね。20代のころなら抵抗なく着られますが、40代以上になってくるとこの赤い裏地になんとなく抵抗感を覚える方も多いのです。
裏地を赤から紺色に替えて仕立て直しました。裏なら見えないと思いがちですが、着ると案外目立つのです。着物の色合わせは好みなので、赤が悪いわけではないけれど、より現代にマッチしたすっきりとした色合わせにすることでワードローブのひとつとして活用できます。ご実家の着物整理
2)K様からのご相談は実家の着物を「TPOを考えてコーディネートを組んでほしい」「状態の悪いものは処分したい」とのことでした。
こうした大掛かりなご実家の着物整理も承っています。実際はこの3倍くらいの着物がありました。亡きおばあさまが茶道の先生をしていらしたとのことで、、すごい宝の山でした!
体力と知識をフル回転して、一泊二日の整理。ご依頼いただいた方にも、「自分でどうすることもできず、途方に暮れていたけど道筋ができて本当に良かった」と喜んでくださいました。こういった整理は緊急性はないけれど、いつかしなくてはいけないこと。ご依頼される方のご希望をお聞きしながら、丁寧に進めていきます。
多千花きもの着付け教室は完全マンツーマンレッスン、個人の着付け教室です。一人ひとりのご要望、ご希望に誠心誠意寄り添います。
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おかもとたかこ
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