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浴衣好きなら知っておきたい博多織り帯の特徴について2018.08.21

浴衣好きなら知っておきたい博多織り帯の特徴について

みなさんこんにちは。浴衣を着るときにしめる帯として憧れなのは博多織の帯ではないでしょうか。

□博多織りとは

では、まず博多織りの基本についてご紹介します。
博多織りとはその名のとおり福岡県博多区を特産とする絹織物です。
日本三大織物の一つとしてかぞえられていて、経産大臣指定の伝統工芸品に指定されています。

□博多織りの特徴とは

博多帯は出来上がりを想像して、予め何千もの経糸(たていと)の配列を決めておきます。この何千という経糸は柄を織り、そこに太い緯糸(よこいと)をしっかり打ち込みます。

こうして織り上がった帯は、締める時に「キュキュッ」と絹擦れの音がします。この絹と絹が擦れ合って出る音を「絹鳴り」といい、この音が鳴る帯を作ってこそ、一人前の職人と呼ばれるそうです。

また、生地に厚みや張り、そして独特のストレッチ感があり、絞めても緩まないので「間違いがない」品物と言えます。

□献上品としても使用されていたクオリティ

献上帯の柄は仏具の独鈷(どっこ)、華皿(はなさら)と縞をモチーフにしています。太い縞と細い縞を親と子に見立て「子孫繁栄」「家内安全」の願いを込めています。


独鈷、華皿、縞を用いた献上柄は織屋ごとに独自のデザインとされています。

博多織りはその質の高さから、江戸時代には幕府への献上品としても扱われていました。

□博多織りの歴史

このように、博多織りは現在においても高い評価を受けています。
それではその歴史を覗いてみましょう。

博多織りのルーツは中国にあります。
1480年頃に満田彦三郎が明から織物の技法を持ち帰り、竹若藤兵衛と研究を重ね、生地が厚く模様の浮き出た厚地の織物を作り出したことが最初とされています。

その後、慶長5年に黒田長政が筑前を統治するようになった後に博多織りが献上品として差し出されるようになりました。
博多織りの製品は定格献上と呼ばれ、特殊な権利を与える代わりに藩からの需要のみの生産に規制し、その希少性を高めていました。

その後、幕府が倒れてからは各地で自由に生産されるようになりました。
しかしながら、徐々に経済の活気がなくなると同時に、博多織りの業者は一時期31名になってしまいました。

戦後は一転して経済復興の波に乗り、着物が再び人気になりました。
博多織りの生産数は、徐々に回復していきました。
現在では生産設備も飛躍的に向上したため、生産速度が向上し、ネクタイやドレスなど新しい製品も開発されるようになりました。

□おわりに

福岡市営地下鉄の博多駅のシンボルマークはこの博多織がモチーフになっています。商業のまち博多の玄関口を表現したそうですよ。

 

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おかもとたかこ

神楽坂、多千花きもの着付け教室主宰。理論的でわかりやすい個人レッスンが人気。海外在住の生徒さんも多い。
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