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あなたの浴衣のお柄にはどんな意味が?古典柄の意味をご紹介2018.07.16

あなたの浴衣のお柄にはどんな意味が?古典柄の意味をご紹介

古くから親しまれてきた古典柄の浴衣。
そのお柄に秘められた思いや意味をご存知でしょうか。
浴衣のお柄は見た目が美しいだけでなく、それ自体に秘めたる意味が存在します。

今回は代表的な古典柄の意味についてお伝えします。
浴衣のお柄の意味を知ると、お気に入りの浴衣にさらに特別な愛着が湧きますよ。

【牡丹は美しさの象徴】

牡丹のお柄は、「幸せ」や「美しさ」を表します。
牡丹の原産地である中国では、その見事な咲き方から『花中の王』と称されていました。
花言葉に「高貴」「壮麗」「風格ある振る舞い」とあるように、美しい女性の立ち振る舞いやその姿を指します。

牡丹のお柄は華やかさと気品が漂うので、浴衣を身に纏うとまるで牡丹が女性としての自信を引き出してくれるでしょう。

【撫子は愛の象徴】

撫子のお柄は「愛」や「笑顔」を表します。
撫子と聞けば、「大和撫子」という言葉が思い浮かぶのではないでしょうか。
古くから日本人女性の美しさは、その慎ましい姿勢や、一歩後ろを歩いて男性を立てるような美しさであるとされています。
撫子はそうした日本人女性特有の美しさを象徴するお柄なのです。

【桜は縁起の象徴】

桜のお柄は「良い縁起」を表します。
桜といえば春。春は始まりの季節。
そうしたイメージから、桜は「新しいスタート」を想像させる縁起の良いものなのです。

桜の花言葉は「精神の美」「優美な女性」であり、古来から日本人は桜を愛してきました。
日本の心とも言える桜のお柄には、新しい一歩を踏み出す人たちの背中を押す力がありそうですね。

【菊は高尚の象徴】

菊はお柄は「高尚」を表します。
菊のお柄といえば、天皇や皇室の紋章ではないでしょうか。
由緒正しいお花である菊は「高貴な気品」を意味する一方で、昔から不老長寿の意味があるので縁起の良いお花としても親しまれています。
菊のお柄の浴衣を着ると、大人っぽい雰囲気やきちっとした印象を持たせてくれるかもしれません。

【金魚は豊かさの象徴】

金魚は「豊かさ」と「幸福」を表します。
中国では赤い金魚は幸福を呼び、黒い金魚は邪気を吸うと言われており、名の通り「お金」の運気アップや多産祈願の意味も含んでいます。

こうして見ると、金魚は色んな豊かさの象徴なのですね。
気分が落ち込んでいるときに金魚のお柄の浴衣を着ると、何か良いことが起こる予感がするかもしれません。

今回は、浴衣の古典柄の意味についてお伝えしました。
ご紹介したお柄の他にも、素晴らしい意味を持つお柄がございます。

お持ちの浴衣のお柄がいったいどのような意味を持つのか調べてみると、また新たな魅力に気がつくかもしれません。
その日の気分やなりたい自分によって浴衣のお柄を選ぶのも楽しいかもしれませんね。

 

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おかもとたかこ

神楽坂、多千花きもの着付け教室主宰。理論的でわかりやすい個人レッスンが人気。海外在住の生徒さんも多い。

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