新着情報
どうしても帯結びができない方へ朗報。名古屋帯編2017.06.28

こんにちは。6月というのにはや夏の雰囲気。。神楽坂は坂が多いのですが、身体に堪えます。暑いですね~
帯がどうしても結べない方へ、創り帯のおはなし
50歳を超えると、だんだんと「腕がうしろに回らなくてつらい」とか、「帯結ぶときに肩が痛い、腕が上がらない」という現象がおきるようです。巷でいう「五十肩」というものでしょうか。
そんな方に朗報の、創り帯。既にお太鼓の形になっていて、リュックを背負うようにします。帯の上線は帯枕の紐、下線は付属の紐で結んでしまえばオッケー。簡単です。
背中に当たる部分はこんな風になっています。はさみは入っていないので、いつでも元に戻せます。
私も持っている帯のうち、この博多帯を作り帯に加工しました。急いでいるときにとっても重宝しています。着付け教室の生徒さんも、何名かはこの創り帯に加工されました。旅行で着物を着るとき、また船旅のディナーなど使いたい時に重宝しますよ。
デメリットというか、あきらめなくてはいけないのは、前の柄が、どちらかしか使えなくなります。あと、前の柄の調整ができません。気分によって前の柄の位置を決めたいな、ということはあきらめなくてはいけないですね
こういった博多献上帯のように全通の柄や、全体の6割程度に柄がある六通柄と呼ばれる名古屋帯だと、柄の調整がそもそもないので、創り帯に向いています。
創り帯にするなら、パリッとした織の帯がおススメです。
半幅帯でも作れます。こちらからどうぞ
多千花きもの着付け教室は、神楽坂にある初心者専門きもの着付け教室です。
神楽坂駅、江戸川橋駅、牛込神楽坂駅をご利用になれます。
The following two tabs change content below.

おかもとたかこ
神楽坂、多千花きもの着付け教室主宰。理論的でわかりやすい個人レッスンが人気。海外在住の生徒さんも多い。

最新記事 by おかもとたかこ (全て見る)
- 【初めての着物お出かけ】八芳園で紅葉を楽しむ会 - 2023年11月30日
- 【実例】着付けを始めてどのくらいで着られるのか? - 2023年11月1日
- 着物リユース品を買うときの3つのヒント - 2023年10月15日