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半衿付けから解放!洗える長襦袢が進化しています!2021.09.07

半衿付けから解放!洗える長襦袢が進化しています!

着物初心者の方も、上級者の方も共通のお悩みが長襦袢の半衿付けではないでしょうか?この半衿を付け替えるのが地味にしんどい。。でも絹の長襦袢は家で洗えない。そんなお悩みを解決する、進化を遂げた洗える長襦袢をご紹介いたします。

特に、、

・半衿付けから解放されたい方
・お裁縫が苦手な方
・清潔一番!長襦袢をご自宅で洗いたい方
・過去に洗える長襦袢を試したが、着心地に満足できなかった方

ぜひ最後までご覧ください

そもそも半衿付けって何?何が面倒なの?

着物の下に着る「長襦袢」(ながじゅばん)に付ける「衿」を「半衿」と呼びます。

半衿

着物に首の皮脂やファンデーションが付かないようにする為に長襦袢を着ます。そして、長襦袢本体に汚れが付かない様につけるのが「半衿」です。耳の下あたり、半衿が首にあたる部分は3,4回着ると筋状の汚れが気になってくるので、「半衿」だけを長襦袢本体から外し、付け替える必要があるのですね。

半衿は幅15センチ、長さ100センチ程度の布で、プロにお願いすれば付け替えをしてもらえますが、そのたびにプロに頼んでいてはお金も時間もかかる。なので、ほとんどの方はご自身で付け替えるという選択をするのですが、この半衿付けの作業が手間がかかるのですよ、慣れればササっと縫えるのですが、お裁縫が苦手な方は1時間くらいかかることもザラ。そして上手く縫えないと波打ってキレイに仕上がらない。そんな悩みが尽きないのが半衿付けの作業なのです。

長襦袢を家で洗濯できないのはなぜ?

呉服屋さんで扱っている長襦袢の生地はほとんどが正絹(絹100%)のため、洗濯機では洗うことができません。半衿をつけたまま洗うには、プロにお願いするしかないのが現状です。

また、正絹以外の繊維(ポリエステルなど)の長襦袢と半衿であれば家庭での選択は可能なのですが、生地がペラペラで安っぽい感じだったり、静電気がひどく着心地が悪かったりで、快適な着心地には程遠い現状でした。

快適な着心地の洗える長襦袢が登場!

最近はメーカーさんの努力もあり、洗える長襦袢の生地が進化しています。正絹の長襦袢を長い間愛用してきた私が、これなら大丈夫!と太鼓判を押したものを2点ご紹介します。一年中愛用していて、ほとんど正絹の長襦袢を着なくなってしまいました。

1点目は東レさんの開発した「爽竹」薄く見えますが、袷、単衣用です。ポリエステルとレーヨン、竹繊維でできていて肌に触れた時の感触はしっとり、爽やかです。
三色の展開で
・白
・桃色ぼかし
・薄紫ぼかし

 

2点目はきものブレインさんが開発した「すずごこち」単衣、夏用です。ポリエステルと麻でできていて肌に触れた時の感触はサラサラ、爽やかです。こちらはストレッチがきいているので、茶道関係の方や正座をよくする方に大変好評です。
白一色の展開で柄が2点ございます。
・南天
・麻の葉

いずれも仕立て代込みで3万円代~と大変お手頃です!半衿付けが苦手な方、ご家庭で洗濯したい方、お試しいただければ愛用いただけること間違いなしです。お問い合わせはHPからどうぞ♪

 

多千花きもの着付け教室は完全個人レッスン、オーダーメイドカリキュラムの着付け教室です。

新宿区神楽坂駅より徒歩5分、文京区江戸川橋駅より徒歩7分、新宿区牛込神楽坂駅より11分

体験レッスンは24時間WEB受付中♪

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おかもとたかこ

神楽坂、多千花きもの着付け教室主宰。理論的でわかりやすい個人レッスンが人気。海外在住の生徒さんも多い。

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