新着情報
母のタンスの中身、活用方法教えます。2017.10.02
こんにちは。
着付け教室の生徒さんとお話していて、「お母さまや、ご親族の方から譲ってもらった着物や帯」の話題がよく上がります。着物の雑誌でも特集が組まれていますね。
お母さま世代の着物って、自分のセンスにバッチリ!と言えばそうでもない。その着物を自分でお金を出して買うか?といえば、絶対買わない!だからと言って着ないのはもったいない。ほんと、そうなんですよね。わかるわかる。
そういう時に救世主になるのが、白地の帯。
今日はお譲り着物を白い帯でコーディネートしてみました。
三枚の着物(付け下げ小紋)はもともと親族の着物、これらに合う帯がなかったので、買い足しました。選んだのは格の高い名古屋帯。金銀糸の七宝柄があしらわれています。
まず、こちらの付け下げ小紋。小紋ですが、絵羽になっていて格の高い小紋です。八掛がピンクなのですが、もう少し年をとったらグレーに取り替えようと思ってます。
もう一枚は総付小紋。おめでたい扇面の柄、扇面の天地が全て揃っているので、これも小紋の中では格が上。袷だったらお正月に着たいところですが、単衣なのであまり出番がありません。
こちらは軽めの訪問着。あちこちにシミが出たため、濃いからし色をかけて染直しをしらしいです。袋帯でもいいのですが、格が高い名古屋帯だと、こういった軽めの訪問着にも大丈夫。帯あげと帯締めでしっかり格を調整します。
こんな風に白地の帯はひとつあると、とっても重宝します。白地なんて汚れそう、なんて心配するのはナンセンス。着たら汚れることもあるわ~くらいに楽に考えて、楽しく着物を着ましょう。
多千花きもの着付け教室は、神楽坂にある初心者専門きもの着付け教室です。
神楽坂駅、江戸川橋駅、牛込神楽坂駅をご利用になれます。
The following two tabs change content below.
おかもとたかこ
神楽坂、多千花きもの着付け教室主宰。理論的でわかりやすい個人レッスンが人気。海外在住の生徒さんも多い。
最新記事 by おかもとたかこ (全て見る)
- マジックテープの作り帯で簡単着付け - 2024年9月3日
- キレイな着付けってどういう状態? - 2024年8月26日
- 大手着付け教室、本当の口コミ - 2024年8月8日