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おすすめの着物は違う?卒業式と入学式を思い出に残るものに2018.02.19

おすすめの着物は違う?卒業式と入学式を思い出に残るものに

卒業式も入学式も、お子様が主役の晴れ舞台です。お母様も、お子様の門出の日に相応しいような装いで列席したいものです。
華やかな印象の着物は、卒業式や入学式といった式典にはぴったりです。

お子様にとっても良い影響があります。「私のお母さん、着物着てる!」と、お子様が大変誇らしい思いを抱くお話を良く聞きます。

お子様の門出の日には、お洋服ではなくお着物にしてみませんか。今回は、卒業式と入学式で異なる着物の選び方を見ていきましょう。

卒業式、入学式はどんな着物を着ればいいの?

地域や学校の慣習でも異なりますが、「付下(つけさげ)」または一つ紋がついた「色無地」を選ぶと間違いはありません。

避けたいのは紬や小紋など、着物の中でもカジュアル着の部類に分けられる着物。いくら高価なものだとしても、冠婚葬祭にはふさわしくありません。

柄の多い訪問着は、お子様が主役のイベントでは、ちょっと派手と思われがちですが、学校によっても違います。情報収集をしてみると良いでしょう。

卒業式はお祝いであると同時にお別れの式でもあるので、落ち着いた雰囲気の着物を選択するのも一つ。
また、感謝と無事卒業できたお祝いの気持ちをこめて、華やかな装いにするのも一つ。どちらも一理あります。

日差しも、春の柔らかさと冬の名残が残っています。空の色に合わせた、シックな色も似合いそう。

入学式は、新しい生活が始まることへの期待と祝福の気持ちを込めて、明るい装いを選ぶのも一つ。
これからお子様が学校にお世話になるという謙虚な気持ちを込めて、控えめな着物を選択するのも一つ。

4月に入り、春の日差しが一段と明るくなる季節となります。春の色を、帯揚げや帯締めの中に取り入れてもいいのではないでしょうか。

けっこう盲点!着物を着た時、校内での履物はどうしたらいい?

着物姿で卒業式、入学式に参列するときに、盲点になるのが校内での履物です。外履き、内履きの区別がない学校は良いのですが、履物を校内で履き替えなくてはいけない学校の場合は、内履きをもっていかなくてはいけません。

着物でスリッパを履く場合、布素材のものがいいでしょう。ビニールなどの素材のスリッパは足袋が中で滑ってとても歩きづらく、階段の昇り降りなどはとても危険です。布素材のスリッパなら中で滑ることもありません。もし可能なら、内履き用のお草履を持っていくとなお良いでしょう。

 卒業式、入学式でのマナー

卒業式も入学式も、主役はお子様です。
列席者の皆さんも、自分のお子様の晴れ舞台を楽しみにしておられますので、最低限のマナーを確認しておきましょう。

1. 携帯電話の電源は切っておく
入学式や卒業式の最中に携帯電話の着信音が鳴っては、雰囲気を壊してしまいます。
会場に入ったら必ず電源を切りましょう。

2. 撮影時の心遣い
お子様の成長を思い出として記録に残したい気持ちは、保護者なら誰もがお持ちです。
しかし、席を立ったり歩き回りながらの撮影だったりは控えましょう。撮影場所が指定されている学校もありますので、事前に確認しておくといいのではないでしょうか。

3. 当日のアクセス
徒歩で行ける距離に学校があるのであれば、お子様と一緒に通学路を歩いて行くと、いっそう思い出に残りますね。お子様にとっても着物姿のお母さまと歩いていくことで嬉しさが倍増するはずです。

卒業式や入学式は、お子様にとってもお母様にとっても思い出に残る式典です。
素敵な着物と共に、お子様の成長をお楽しみくださいね。

 

多千花きもの着付け教室は、神楽坂にある初心者専門きもの着付け教室です。

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おかもとたかこ

神楽坂、多千花きもの着付け教室主宰。理論的でわかりやすい個人レッスンが人気。海外在住の生徒さんも多い。

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