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50代からは着物で寄席へお出かけしてみませんか?2018.04.03
寄席に出かけたことはありますか?
NHKの連続テレビ小説『わろてんか』では、たびたび落語が登場したことも記憶に新しいと思います。
そして今落語は若者から大人まで人気が高まっているのです。
着物を着て寄席に出かけるのもたのしいもの。今回は落語の魅力についてご紹介します。
【落語の歴史と魅力】
落語は、他の伝統芸能とは異なり、音楽や舞台衣装がなく、落語家の話術とネタ、そして聞き手の想像力で無限に話が広がるのが最大の特徴です。
落語の始まりは、お殿様や戦国大名の話し相手や世情を伝える役割をしていた人たちでした。
江戸時代に、人々に噺を聞かせる人物が登場し、寄席が始まったと言われています。
音楽や舞台装置がない分、落語にとっての言葉はとても重要な位置を占めます。
古典落語は、話し言葉の違いによって登場人物の位や人相、出身地までを表現していて、情景が想像でき、とても見応えがあります。
【落語の技がすごい!】
落語で使う小道具の「扇子」「手拭い」、噺家はこれらをいろいろなものに見立てて使うので、噺の内容でどのように変化しているのかを見るのも楽しみの一つだと思います。
扇子は閉じてキセルや箸、開いて手紙、変幻自在な物の見立てに、想像力が掻き立てられますよ。
噺家さんが技を魅せるところは道具だけではなく、1人の噺家が何役もこなすその技術と話術。
笠をかぶったり、蕎麦をすすったり、くしゃみをしたりと、聞き手を噺の世界に引き込んでいきます。
寄席に行き始めると、お気に入りの噺家さんに出会うはず。
【着物を着ておでかけのおすすめポイント】
最近50代女性の中で着物を着て落語に行く方が増えているのをご存知でしょうか?
その理由に、歌舞伎に比べて落語に出かけるときの気軽さが挙げられます。
例えば上演時間。半日はかかる歌舞伎に比べ、落語は大体が2時間前後。
演芸場などでは、予約も不要で途中退室もできるほどの気楽さと、3000円前後という手軽な価格は魅力的ですね。
歌舞伎にはない魅力のひとつとして、噺家さんによる独演会などでは、噺家さんとの打ち上げに参加できたりもします。
言葉と間だけの落語は、自分の想像力が刺激され、無限に世界が広がっていきます。
また笑うことでリフレッシュするという方も多いようですね。
この機会にぜひ、着物を着て落語の楽しみに浸ってみてはいかがでしょうか?
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おかもとたかこ
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