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着付け教室のクレームからわかる着付け教室選び方の極意 前編2017.10.30
こんにちは。
今回は一部の着付け教室で発生しているクレームについて紐解いていきましょう。ネットの書き込みでは、着付け教室の評判や口コミでクレームが見られますね。
クレームの理由は生徒さんへの様々な「無理強い」が原因ではないかと思います。具体的な例をあげて2回にわたって解説します。今日は前編です
着付け教室の良くない口コミが起きる理由とは?
実際に教室に通われる方は「自分で着物を着られるようになりたい」という思いで、着付け教室の戸をたたきます。
着付けを仕事にしたいとか、講師になりたいという気持ちで着付け教室に通う方は少ないのではないでしょうか。
生徒さんの立場からすると、自分で着ることが目的だったはずなのに、自分で着られるようになると、他人に着付ける方法を習う上位コースへの勧誘や、検定や免状の取得を勧められたりすることに、抵抗がある方も多いかもしれません。
一方で、最初は自分で着ることができたらいい、と思っていた生徒さんが、段々自信をつけて「娘の着付けをやってみたい」という目標が生まれたり、今まで学んだことの証が欲しいという気持ちになったりすることが、よくあります。
先生からしてみれば、「ここまでできるようになったのだから、ここで終わるのはもったいない、是非レベルアップしたコースに進んでほしい」と思うのは指導者としては自然な流れかもしれません。
また、自分の着付けができるようになったら卒業してしまうよりも、他人に着つけをするコースや、講師になるためのコースなどを設けて、生徒さんに長く通ってもらうということは教室運営上、必要でしょう。
特に大手の着付け教室は、上位コースに進む生徒数確保のため、先生方にノルマがあったり、しめつけがきつかったりするようです。そういった背景から「上位コースへの無理強い」が発生しているのではないでしょうか
上位コースへの誘いやお免状が悪いわけでなく、それらが生徒さんの納得のもとにすすめているかどうか、がクレームになるかならないか、のポイントになりそうです。
これから着付けを習いたい、初心者が着付け教室を選ぶポイントとは?
これから着付けを習いたい、どんな着付け教室を選んだらいいのかわからない、という方に、そのポイントをお知らせします。
- 自分の周りのリアルなお友達や家族など、信頼できる人たちのなかで、実際に着付け教室に行った人がいないか聞いてみる。(ネットの口コミより、リアルな口コミのほうが現実性があります)
- 体験レッスンにどんどん参加してみる
(ネットでわかることは一部分です。実際に先生に会って感覚的に合いそうか、教室の雰囲気などは実際に足を運ばないとわかりません) - 「自分で着物が着られること」が目的なのであれば、自分自身の着付けに特化した実質本位の教室を選ぶ
着付け小物などのセールスについてこちらの後編をごらんください。
多千花きもの着付け教室は、神楽坂にある初心者専門きもの着付け教室です。
神楽坂駅、江戸川橋駅、牛込神楽坂駅をご利用になれます。
おかもとたかこ
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