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「主役は子供」のイベントに、身内としての着物は何を着る?2018.01.18
お宮参りや七五三、入学式、卒業式など、お子様やお孫さんのの晴れ舞台。身内としても、素敵な着物で一緒に参加したいですよね。
家族写真を撮る絶好の機会でもあります。そこで今日は、お子様や、お孫さんが主役のイベントで、どのような着物を選べばいいのかをご紹介いたします。
主役は子どもでも、身内として晴れの日にふさわしい装いを
主役はお子様であっても、晴れの日であることは間違いありません。仰々しくならないセミフォーマルの着物、「色無地」や「付下」を選ぶと良いでしょう。一つ紋(背中に家紋)がついていることが望ましいです。帯は格の高い名古屋帯か、袋帯にしましょう。格が高い、というのは柄で言えば亀甲や七宝、有職文様、松竹梅や桐などがそれにあたります。
家紋がついているお着物は、「式」がついているイベントや、家族の晴れがましい席にお召しになる着物です。ぜひこういった席に着てみましょう。お子様が成長したときに、きっと素敵な思い出になるはずです。
お宮参りでは、お子様がまだ小さく、よだれやミルクを吐いてしまうことが多々あります。着物にミルクが着いてしまうとなかなか取れないので、もし着いてしまった場合は、すぐに専門店でクリーニングしましょう。
お母さまが抱っこする場合と、お姑さんが抱っこする場合、二通りあると思いますが、いずれにしても胸の部分にお子様の顔がつきますので、着物を脱いだときに、よく確認することが必要です。
入学式や卒業式での、お母さまの装い
地方や、学校によってかなり違いがあります。お母さま方がとても華やかで、訪問着が目立つ学校もあれば、あくまでも脇役として、色無地をお召しになっているお母さまが多い学校もあり、様々です。前述の着物は色無地、付下をお召しになれば安心です。
入学、卒業の時には学校によっては内ばきが必要がところがあります。着物でスリッパというのもあまり情緒がありませんから、リーズナブルなお草履を、内ばきにしてもいいかもしれません。
お子様のイベントに参加される際のご参考にしていただけたら幸いでございます。
場面・季節にあった装いで素敵なお着物生活をお楽しみください。
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おかもとたかこ
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