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50代ママも子どもの卒業式に着物を着て最高の思い出を!2018.03.14
お子様の卒業式は、数ある晴れの日の中でも、特別な日ですよね。
晴れの日にふさわしいフォーマルスーツやワンピースなどもありますが、着物を着て卒業式に参列することをおすすめします。
着物は着ているだけで、スーツやワンピースより格があがり、学校関係者の方に喜んでもらえた、という声もよく聞きますし、何よりお子様が「自分のお母さんは着物を着ている」ことを誇らしい気持ちになるのです。
子供たちの中でも、「○○ちゃんのお母さんが着物を着てた」などと話題になることもあるようですよ。
今回は、着物でお子様の卒業式に行かれる方のために、知っておきたいことをご紹介したいと思います。
【卒業式で恥をかかない着物の種類とは】
卒業式に着ていく着物として多くの方が選択されるのは、訪問着、付け下げ、色無地です。
柄の多いのは、訪問着>付け下げ>色無地の順番になります。
訪問着は柄が多く、卒業式には少し華やかすぎるかもしれませんので、同じ学校の卒業生を持つママ友などに聞いてみるのもいいですね。
柄が控えめな付け下げや、一色で染め上げた色無地は目立ちすぎず、控え目ですっきりとした印象になります。
お子様が主役の卒業式にはぴったりだと言えます。
また、帯は一般的に慶事はお太鼓が「重なる」ため、二重太鼓が縁起がいいとされ袋帯を選ぶ方が多いようですが、格の低い袋帯もありますので、注意が必要です。
付け下げや色無地の場合、名古屋帯でも「桐」や「七宝」など格の高い文様のものを選べば袋帯と同等の格になりますので、気後れすることはありません。
【着物の色に決まりはあるの?】
基本的には何色でも構いませんが、あくまでもお子様が主役ですので、優しく控えめな色が上品に見え、春の陽ざしにも良く合います。
ピンクベージュやクリーム色などは日本人の肌をキレイに見せてくれる万能色です。
濃い色、例えば黒や紺などを選ぶなら、柄の多い訪問着よりも付け下げの方が柄が少なくおすすめです。
【防寒対策も頭にいれましょう】
卒業式の季節は春と言ってもまだまだ寒いです。
道行コートをお持ちの方は是非おめしください。また、防寒以外にも帯や着物に汚れをつけないためにも羽織物は必要です。
着物で寒いのは「首のまわり」「肘から手首まで」「ふくらはぎ」の三点です。
特に「首のまわり」はボリュームの少ないマフラーなどを活用して寒さ対策をしましょう。
【まとめ】
卒業式に着物を着ることは、お子様の門出を祝うのにとてもふさわしいと言えます。
最近では、着物を着てお祝いの席に出席することが少なくなってきましたが、そんな時だからこそ、着物を着ると、上品で素敵なお母さんになれます。
子どもの卒業式に着物を着て、思い出に残る特別な卒業式になることを願っています。
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おかもとたかこ
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