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浴衣に使われている日本の伝統色を解説します!2018.07.24

浴衣に使われている日本の伝統色を解説します!

浴衣を着ていると日本特有の伝統的で綺麗な色にたくさん出会いますよね。

それがどのような色なのかをどのくらいご存知でしょうか。

日本人は昔から自然に対する畏敬の念を持っている民族です。草木や花、樹木などから染料を作ったり、自然現象を元にした名前を付けてきました。今日は日本の伝統色をご紹介しましょう。

■赤系の色

牡丹色のように紫がかった鮮やかな色や躑躅色(つつじいろ)のような紫の色合いが強いものがあります。
黄色味がかった明るく鮮やかな色でしたら猩々緋(しょうじょうひ)や朱色があります。
緋色も似ていますが、これら2つよりも濃く、紫の色合いが強いものです。
茜色は日本で古くから赤色として用いられていましたが、現在の赤色と比べるとやや朱色に近い色です。

ピンク系だと紅梅色(こうばいいろ)や桜色のように花が元となっている色や鴇色(ときいろ)のように動物が元となったものなどがあります。
鴇は天然記念物のトキのことで、羽の一部が淡い紅色であることが鴇色の起源のようです。
浴衣でピンクと言うと、多くは鴇色を指します。

■青系の色

伝統色としての青色の多くは、植物の藍が元となっています。
「藍色」自体は黒みが強く、濃い色ですが、藍の葉で染める藍染めは、薄いと緑っぽく、濃いと紫っぽくなります。
新橋色(しんばしいろ)や浅葱色(あさぎいろ)は緑の色合いのある鮮やかな色をしています。
紫系の青紫は古くから高貴な色とされ、貴族に好んで用いられてきました。

■緑系の色

緑には若草色や萌葱色(もえぎいろ)のように柔らかく明るめの色から、常盤色(ときわいろ)や木賊色(とくさいろ)のように深く濃い色があります。
松の緑である千歳緑(せんざいみどり)は平安時代に、浅葱色は元禄期に流行しました。

■茶系の色

茶色は、実は70種類以上もあり、古くから日本で親しまれてきました。
いわゆる茶色というのは、飲む茶の色ではなく、茶の葉で染めた色のことです。
団十郎茶や璃寛茶(りかんちゃ)は歌舞伎役者が好んでよく舞台用の着物に用いたようです。

焦香(こがれこう)は高価な香木を染料とした茶色で、何度も染めたくすんだ茶色です。
また、煤竹(すすたけ)や黄橡(きつるばみ)のように枯れた植物から作られた色も多々あります。
橡とはどんぐりのことです。

■まとめ

今回は、日本の伝統色をご紹介しました。あなたはおいくつご存知でしたか?
伝統色の種類は非常に多岐に渡り、同じ色に見えても名前が異なることはたくさんあります。
今までは知らなかったような日本の伝統色を自分の浴衣に見つけたら、ますます浴衣を着るのが楽しくなるでしょう。

浴衣を選ぶときや着つけるときには、どんな日本の伝統色が入っているのかをぜひ見てみてください。

 

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おかもとたかこ

神楽坂、多千花きもの着付け教室主宰。理論的でわかりやすい個人レッスンが人気。海外在住の生徒さんも多い。

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