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知っておくと自由度が広がる、浴衣の帯の種類と特徴2018.08.09
みなさんこんにちは。
夏本番を迎え、浴衣姿を目にすることが多くなりました。興味をお持ちになる方も多くなるかと思います。
浴衣姿のイメージを替える「帯」は浴衣姿の大事なアイテムです。
昔から、着物一枚に帯三本と言われるほど。そこで今回は、その中でも浴衣の「帯」に注目して解説してまいります。
・様々な帯の種類
帯はみなさんがイメージしていらっしゃる通り、もともとは浴衣が崩れないように浴衣を絞める役割を果たしますが、実は、浴衣を崩れないようにしているのは「腰ひも」で、帯は装飾としての役割が強くなっています。
帯の種類は一様ではなく、様々な種類があります。
その種類は、主に帯の長さと幅によって分けられています。
今回は、浴衣を着るときにしめる帯を二種類ご紹介いたします。
□兵児帯
兵児帯は子供用や男性でも使える種類の帯で、リボン結びなどで簡単にしめられるため、とてもカジュアルな印象です。クシュクシュっとした風合いで、シワ加工がされているものが多く、結び方にも特別な技術もいらないので、初心者でも簡単に結べるのが嬉しいところ。花火大会や縁日などのオケージョンが似合います。
□半幅帯
浴衣といえば半幅帯、というくらいポピュラーな帯で、16センチ×360~420センチの長さがあります。
素材もポリエステルの安価なものから、麻、綿、正絹などの高級品まで様々な種類、色やデザインも豊富です。ポリエステル素材のものは通気性が良くないものが多く、大人世代は麻、綿、正絹など天然素材をおススメしたいですね。
結び方も豊富で、基本の文庫結びのほか、アレンジ次第で数多くの結び方ができるのが魅力です。
兵児帯に比べると、少しコツがあるので練習が必要です。浴衣を着るなら半幅帯はとてもポピュラーなので、一本は持ちたいところです。
□名古屋帯
浴衣帯の幅の倍の幅があり、半幅帯よりもすこしクラスアップした装いになります。背中部分がお太鼓や銀座結びなどの結び方になるため、絞りや板締め、紅梅生地など高級感のある浴衣に合います。
半衿つきの長じゅばんを合わせれば夏のカジュアル着物としても活躍します。半幅帯ではすこしくだけすぎかな?と思ったときには名古屋帯を合わせましょう。ワイン会やお食事会など、ちょっとしたお出かけにもぴったりです。
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おかもとたかこ
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