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雨の日だって着物を着たい!大人の女性ならではの雨用アイテムとは。2017.10.08
お天気の良い日に着物で出かけるのは、とても気持ちがいいですね。でも、「雨の日は着るのが億劫で。。」とおっしゃる方、雨の日ならではのおしゃれを楽しんでみませんか。
そこで今回は「雨の日でも着物を楽しめるポイントをご紹介します。お教室のある神楽坂では、雨の日でもすっきりと着物を着こなす女性を良く見かけます。これから、着物を買う予定の方にとっても参考になると思います。
■雨用のおぞうりが安心です
雨の日に着物を着るとき、真っ先に思い浮かべるのはお足元ではないでしょうか。
靴と違い、おぞうりは足袋が外気に触れているので、雨が降ると、足袋を通して足の甲が濡れてしまいます。雨用のおぞうりは、草履のつま先の部分に透明なカバーがついていて、水滴から足元を守ってくれます。
また、通常のおぞうりは鼻緒が帯地や布地が多く、雨がかかるとシミになってしまいますが、雨用のおぞうりは、全てが水を通さない素材で作られているので、雨がかかっても安心。汚れをふき取るだけできれいになり、お手入れも簡単です。
ここで知っておきたいことがひとつ。通常のおぞうりよりも重い素材で作られているため、雨用のおぞうりを履くと重く感じることが多いのです。お求めになるときは、履いてみて重さを確かめてから買うようにすると失敗しないと思います。
■雨の日に着物を守るアイテム、雨コート
足元を雨用ぞうりでカバーしたら、次はお着物を守るアイテムです。
必ず雨コートを着ましょう。雨コートは、市販のポリエステル素材のもの、お誂えの正絹素材のものがあります。
既製品のポリエステル素材の雨コートは、空気がこもりやすく、蒸れて暑く感じることが多いようです。また既製品のため、サイズ感が合わないと着物をカバーしきれないこともあるので、買う時にはサイズをきちんと確認しましょう。絹素材に比べると、チープな感じもありますが、お値段が手ごろなのは魅力のひとつ。雨用にそこまで予算はかけられない、と感じる方にはおススメです。
お誂えの正絹素材の雨コートは、雨コート用に撥水加工が施されているので、シミになったり縮んだりする心配は全くありません。ご自身の寸法に合わせてお誂えしますので、着物を裾まで全てカバーできるので安心。着脱のしやすい、二部式に仕立てることも可能です。既製品に比べるとお値段は張りますが、絹の艶やかさはそのままで、高級感があります。大人の女性の雨支度にはぴったりではないでしょうか。
「天気が悪いから・・・」と着物を着ることをあきらめてしまうより、雨の日ならではの着物を楽しんでみませんか。
水も滴るいいおんな、、とも言います。大人の女性ならではの余裕は、雨の日から生まれるかもしれません。
多千花きもの着付け教室は、神楽坂にある初心者専門きもの着付け教室です。
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おかもとたかこ
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