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ロングヘアを活かした髪型で-シーン別・着物でお勧めの髪型とは2017.12.13

着物を着るときのヘアスタイル、髪が長い方は沢山の楽しみ方がありますよね。
しかし、色々なアレンジが出来るからこそ、どの髪型を選べば良いのか迷ってしまうというお悩みもあるかもしれません。
そこで今回は、髪の長い方にこそ試していただきたい着物に似合う髪型を、シーン毎に御紹介します。
落ち着いた雰囲気の和髪アップスタイル
着物を着て出かける先が、お茶会やお祝いの席など落ち着いた雰囲気である場合は、皆さん自身の着物姿も場に馴染むような落ち着いたものでありたいですね。
そこでお勧めなのが、ギブソンタックなど「低い位置でのアップスタイル」です。
長い髪をまとめ上げる位置を頭部の半分より下の高さにすることで、ボリュームを出しすぎずバランスの良い髪に仕上がります。
髪が長いからこそ、前から襟足に向かって毛流れを美しく作ったり、後ろのまとめ髪部分もただのお団子ではなく細かい工夫をしたりすることが出来ます。
ただ、あまりにも膨らみを下の位置にすると、着物の衣紋を多く抜く必要があり、そうすると必然的に夜の街のお姉さま風になりますので、気を付けたいですね。
髪飾りは無くても良いですが、付ける場合は小ぶりなパールのピンや、漆塗りのかんざし、もしくはべっ甲風デザインのかんざしなどがお勧めです。お茶会には、かんざしは不要です。何かあった場合にお道具を傷つける可能性もありますので、かんざしを含め、茶碗より硬い素材のものを身に着けないようにしましょう。
華やかさを出せる和髪アップスタイルは
パーティなどの式典や、本格的なドレスコードがある場に着物を着ていく場合は、洋装の方たちにも負けない、着物ならではの大人の色気を身に纏っていたいものですね。
そんな雰囲気を出すためにお勧めの髪型は、「トップにボリュームを出した高めのアップスタイル」です。
長い髪を活かしたボリュームを高い位置に持ってくることで、華やかな印象になりますし、またトップが高い位置にあるほど、若々しい雰囲気になります。
髪飾りは、華やかな場所にふさわしいパール系や、スワロフスキーなどキラキラ光る素材のもの、べっ甲素材のものが場の雰囲気にふさわしいでしょう。
おわりに
ロングヘアで色々な髪型が出来るということは、たとえ着物が同じものでも、着ていく場や目的に合わせて様々な楽しみ方が出来るということです。
髪型一つでも大きく印象が変わりますから、着物を着ることだけでなく髪型を決めることも是非楽しんでいただきたいと思います。

おかもとたかこ

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