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きもの初心者にとって、どんな着付け教室の先生がおススメ?2017.11.27
こんにちは。
40代、50代になると、着物を一人で着たいと思われる女性の方が増えるようです。きっかけはお母さまや親族の着物が家にあったことや、単純に着物に興味をもったことなど、さまざまでしょう。
最近は、何を着ても似合わない!と嘆くアラフォー、アラフィフの救世主として、着物をファッションの一部としてとらえている方もいらっしゃいます。
もし一人で着物を着ることができたら、自然に着物を着る回数も増えてファッションとして楽しむことができますよね。
そこで今回は、どんな先生に習えば良いのか、どんな先生がおススメなのか、そのポイントをお知らせいたします。
先生の着物姿にだまされてはいけない!そのわけとは
着付け教室や先生を選ぶ際に注意してほしいのが「着姿と、指導力はイコールではない」ということです。もちろん、着ている姿が美しくない先生のお教室はおススメしませんが、綺麗に着ているからといって、教えるのが上手か、というとこれはまた別問題なのです。
数字で表すことが難しい着付けというフィールドでは、どうしても「あれ、これ、それ」「指示語」が増えがち。それでは生徒さんには、理解できません。いかに生徒さんにわかりやすい説明や指導ができるか、というのは、目には見えない先生の指導力なのです。
スポーツの分野でも、素晴らしい成績を残した選手が、監督になっても同じように好成績を残せるとは限りません。それと同じことが着付けの分野でも言えるのです。
着付けの先生に必要なのは、指導力と、〇〇〇です。
着物の着方には「これが正しい着方」というのは存在しません。先生によって、使う紐の本数も違うし、手順も違います。ほとんどの先生は、「自分の方法が正解だ」と思って、自信を持って指導されていると思います。
先生に必要なのは自信をもった指導力に加え、何が美しいと思うか、という美意識ではないでしょうか。きものの初心者さんにとって「きれいな着物姿」の基準がわかりません。
うちの着付け方法が一番!と押し付ける先生よりも、自分の指導方法に自信をもちつつも「どういう着付けが美しいか」という美意識を、生徒さんに寄り添いながら指導してくれる先生がいいと思います。
また、同じ着物、同じ帯だとしても年代に合った着付けができるのが、着物の面白いところです。20代であれば衿元をキュッとしまった感じで合わせるとかわいいですが、50代で同じ衿合わせをすると、ちょっと苦しそうに見えます。帯の位置も、年を重ねるごとに下がっていきます。
教室によっては無料のお試し授業や、体験レッスンもあるので、是非利用してみましょう。また、ネットなどの口コミも、あまり鵜呑みにしないようにと書きましたが、肌で感じる先生との相性は大事ですよ!
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多千花きもの着付け教室は、神楽坂にある初心者専門きもの着付け教室です。
神楽坂駅、江戸川橋駅、牛込神楽坂駅をご利用になれます。
おかもとたかこ
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