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着付け教室を選ぶポイント、費用だけではないのです2017.10.12
着物をひとりで着てみたい、そう思うことは日本人としてとても自然なことです。40代から50代前後になると、仕事に余裕が出てきたり、子育てがひと段落したりして、着物に興味を持つ方が増えてきます。
また、東京オリンピック開催で「日本のこと」が話題に上ったり、神楽坂や千駄木など、和を感じる地域に注目が集まっていることにもうなずけます。自分で着物を着られるようになりたい!そう思う方にとって、着付け教室は強い味方です。
費用面についての記事はこちらにも書きましたが、今回は費用以外の、着付け教室を選ぶ際のポイントについてお伝えしていきましょう。
■初心者の方が着付け教室を選ぶポイント
着付け教室を選ぶときに重要なのが「きちんと通えるか」が大事なポイントです。いくら魅力的な教室であっても、通えなければ意味がありません。
毎週決まった曜日、決まった時間にレッスンがある教室、振替などある程度柔軟に対応できる教室、生徒さんの都合に合わせて、美容院のように自由に予約ができる教室など、様々な形態があります。
口コミでおススメを探すこともいいのですが、お仕事や時間帯などを考えて、無理なく通えるお教室を選びましょう。
■生徒さんの数は、大人数か、個別指導か、どっちがいい?
お稽古の仕方は教室によって異なります。お友達や他の生徒さんたちと稽古するグループ形式と、先生と生徒さん一対一のマンツーマン形式(個別指導)とがあります。
グループ形式のお稽古は、同じようなレベルの方と、お稽古に取り組むことができます。先生から教えられるだけでなく、他の生徒さんと教えあいすることで、ご自身の着付けへの理解も深まります。着物仲間ができるのも、グループ形式の魅力の一つですね。一方で、細かく自分だけを教えてもらえない、というデメリットもあります。例えば90分のグループレッスンに5人の生徒さんがいるとすると、一人当たりの時間は20分に満たない、ということになりますね。
マンツーマン形式のお稽古のメリットは、なんといっても先生を独占できること。生徒は自分だけですから、着替えなども周りを気にすることがありません。疑問に思ったことをどんどん先生に質問できますし、先生も、細かなところまで目が行き届きます。一方で、マンツーマン形式は受講料がグループレッスンよりも高額になる傾向があります。
スポーツジムに置き換えると、大人数のヨガレッスンと、専門のトレーナーがつくパーソナルトレーニングといったところでしょうか。
どちらのお稽古形式を望むのかは、性格によって向き不向きもありますし、受講料によっても変わってきます。
■着付け教室のお免状は必要なのでしょうか?
カリキュラム以外にも、様々なポイントがあります。例えば、着付け技術を取得した証になるお免状の有無です。着つけ教室のお免状は、国家資格ではありませんので、「資格」「お免状」「認定」などは、自分が本当に欲しいものかどうかをきちんと見極めましょう。そうでないと、無駄なお金を使うことになってしまいます。
周りに着つけを習っている人はいませんか?ぜひ生の声を聞いてみましょう。実際習っている人の生の声が信用できるのは言うまでもありません。周りにいなければ、ネットでの口コミも参考にするのもひとつですが、あまり鵜呑みにしないように。
また、体験レッスンを設けているお教室があったら、ぜひ足を運んでみましょう。実際行ってみて、教室や先生の雰囲気を肌で感じることはとても大事です。
自分に合った着付け教室を見つけることで、満足のいくお稽古を受けることができます。ぜひこれらを参考に、着付け教室を選んでみてください。
多千花きもの着付け教室は、神楽坂にある初心者専門きもの着付け教室です。
神楽坂駅、江戸川橋駅、牛込神楽坂駅をご利用になれます。
おかもとたかこ
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